2019年8月、韓国が「GSOMIA」の破棄を決定したとのニュースが報じられ、韓国のみならず日本やアメリカにも衝撃が走りました。

そんな衝撃的なニュースとなった「GSOMIA」の破棄ですが、みなさんは「GSOMIA」の読み方や意味をご存知でしょうか?

この記事では「GSOMIA」とは?という疑問を解消すべく、わかりやすく簡単に解説していきたいと思います。

また、「GSOMIA」破棄後の韓国情勢や、日本へどう影響するのか・・・という話題についてもご紹介するのでお見逃しなく!

 

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GSOMIAとは何?わかりやすく解説!

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

韓国のニュースが流れるたびに度々登場する「GSOMIA」ですが、この「GSOMIA」とは『軍事情報包括保護協定』を意味します。

何だか、漢字だらけでいかにも難しそうな雰囲気がプンプンしますよね(笑)

つまり、これをわかりやすく解説すると・・・

  • 防衛に関する秘密の情報を国同士で教え合う
  • 交流のある国同士で、軍事情報を提供し共有する

簡単に言えばこれらを国同士で約束しているということですね。

また、この「GSOMIA」で得た情報は、協定国には絶対に漏らしてはいけないという決まりも結んでいます。

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

しかし、これは改めてよく考えてみると、自分の国の戦力がどれくらいか・・・という手の内を相手に見せるということなので、かなりリスクがありますよね。

ですが、逆にメリットもあるんです。

例えば、北朝鮮のミサイル問題は「GSOMIA」があるおかげで、韓国は国を防衛することができています。

それは、日本側からミサイルの飛距離や場所などの細かい情報を得ているから。

こういった国の”防衛”につながるという意味では、非常に良い協定だと言えるのではないでしょうか?

 

GSOMIAの読み方と韓日がGSOMIAを締結した経緯

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

「GSOMIA」についてなんとなーく意味がわかってきましたよね?

しかし、一つ疑問なのが「GSOMIA」の読み方!

私も最初このワードを見た時、なんて読むのかわからずググりました(笑)

「GSOMIA」は”ジーソミア”と読みます。

『General Security of Military Information Agreement』という意味で、それぞれの単語の頭文字をとったものが「GSOMIA」なんですね。

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

「GSOMIA」はご存知の方も多いでしょうが、韓国と日本の間も協定を結んでいます。

なぜ韓日でGSOMIAを締結したのか、その経緯ですが最初に日韓で「GSOMIA」を締結しようとしていたのは、2012年の6月。

しかし、韓国国内からかなり反発を受けたことで、直前になって延期になりました。

そしてその後2016年に交渉が再び再開されて11月に韓日のGSOMIAが締結。

締結する前は、北朝鮮が発射する弾道ミサイルの情報や、発射準備の情報などをアメリカを通して情報を共有していましたが、GSOMIAを締結して以降は直接やり取りして情報を共有しています。

 

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GSOMIAの破棄、韓国が通知してきた驚きの理由とは?

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

今回話題騒然となっているのが、韓国側の「GSOMIA」の破棄。

日韓GSOMIAは、1年後とに自動更新されるという形でこれまで協定を結んでいましたが、破棄する場合は更新期限の90日前である8月24日までに相手の国へ通知しなければならないという義務があります。

そういった条件のうえ、日韓はこれまで3年にわたり更新してきましたが、韓国は2019年8月22日にGSOMIAを延長しないと決定し、協定を終了させることが決まりました。

日本はすでにGSOMIAの延長を決めていた為、この韓国側の破棄決定にはかなり驚いたでしょうね。

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

上記の画像に記載された流れからも分かる通り、このままGSOMIAを延長するであろうと誰もが思っていましたから、破棄の決定が発表された時には本当に大きな衝撃が走りました。

しかも、最も驚きなのが韓国側がGSOMIAを破棄したその理由。

韓国メディアによると、「日本が一方的に協定を破棄する可能性をある程度考慮した」と報じており、日本が韓国をホワイト国リストから外してGSOMIAを破棄するかもしれない・・・と危惧した韓国は、延長を決めて日本に先に破棄されれば『韓国が笑いものになる』と思い破棄を決めたというのです。

また、一部では文大統領の側近であった不正疑惑をカモフラージュするため・・・なんていう理由も挙げられていますが、どちらにせよ信じがたい驚きの理由であることには変わりません。

 

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GSOMIAを破棄することで韓国のメリットデメリットは?

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

「日韓GSOMIA」を破棄すると発表した韓国ですが、そもそもGSOMIを破棄することで韓国側にはどんなメリットがあるのでしょうか?

きっと、GSOMIAを延長するよりも、破棄して生じるメリットを韓国側はとったのだろうと私は思っていたのですが、どうやらGSOMIAを破棄しても韓国側にはメリットはほぼないというのです。

一部では、GSOMIAを破棄することで北朝鮮に対しアピールできるという声もありますが、北朝鮮を信頼するというのもちょっとおかしな話ですよね。

しかも、GSOMIAの恩恵を受けていたのは、むしろ韓国側ですから破棄して困るのは韓国のはずです。

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

そう考えると、GSOMIAを破棄することで今後北朝鮮のミサイルに関する情報が日本から得られなくなる・・・それが韓国側の最大のデメリットであることがわかりますよね。

しかも、過去には韓国が北朝鮮の弾道ミサイルを見失ってしまい、日本・アメリカに問い合わせたという韓国側の失態が報じられたこともありました。

さらに、韓国には偵察衛星がないので今後のイージス艦の運用にも大きな支障が出るとも考えられます。

そして、やはり気になるのがアメリカとの関係の悪化。

アメリカは韓国がGSOMIAを破棄しても何もメリットはなく、逆にデメリットが生じることとなりますので関係はさらに最悪な状態となるかもしれません。

 

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GSOMIAの破棄は日本にはあまり影響が無い?

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

では、今度は韓国側が「GSOMIA」を破棄したことによって、日本にどのような影響を及ぼすかという点についても綴っていきたいと思います。

実は、先ほども少し触れましたが日本は「輸出における安全保障上の問題」という理由から韓国をホワイト国から外すと閣議で決定されました。

この件に対し、韓国側は猛抗議し対抗措置をとると宣言。

その対抗措置の一つとして「GSOMIA」が破棄されたのです。

ですが、GSOMIAが破棄されたとしても基本的には日本への影響はさほどないとも言われています。

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

ただ、今後は韓国しか知らない軍事情報は日本には入ってこなくなります。

北朝鮮のミサイルに関しては影響がないと言えますが、北朝鮮の情勢がどうなっているのかという情報が日本に入ってこないことで、日本にとっては少なからず不利に働くケースもあるのではないでしょうか。

しかし、これまでGSOMIAを締結していた数年間で、北朝鮮に関する大きな情報が入ってきたのかといえばそうでもありません。

日本に影響がないという声が圧倒的に多いのは、そういったこともあるのかもしれませんね。

 

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GSOMIAの破棄についてアメリカのスタンスは?

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

韓国が「GSOMIA」を破棄したことで、アメリカとの関係が悪化するといった意見が多く挙がっていますが、今後アメリカはどのような動きを見せるのか・・・。

GSOMIA破棄に対するアメリカの反応についても調べてみました。

まず、韓国側が日韓GSOMIAを破棄するとの発表があった際、アメリカ大統領のトランプ氏は韓国を痛烈に批判しています。

そもそも、日韓のGSOMIA締結を提案したのはアメリカ。

これまで日本、韓国それぞれと軍事協定を結んでいたアメリカは、日本と韓国を分けて情報をやり取りしていましたが「めんどくさい」ということから”隣国だから軍事情報は共有すべきだろう”とGSOMIAの締結を促しました。

 

GSOMIAとは?わかりやすく簡単に解説!読み方や破棄後の韓国情勢も!

 

そして、今回韓国側がGSOMIAを破棄したことで、再び軍事情報を分けて共有しなければいけないという「めんどくさい」ことが増えたな、と考えているのかもしれません。

また、GSOMIAを破棄したことでこれまで日韓米と連携して行っていた防衛戦略が今後とれなくなるのが、一番のデメリットと言えるでしょう。

さらには、日米韓の連携が取れなくなることで、東洋進出をもくろむ中国は韓国を取り込もうとする動きを見せる可能性も大きくなります。

こういったことからも、GSOMIAを破棄したことに対しアメリカは難色を示しており、今後関係が悪化した韓国に対し何らかの動きを見せるのではないかとも言われています。

 

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まとめ

 

今回は、軍事情報包括保護協定「GSOMIA」について解説してみました。

「GSOMIA破棄」の一報で日本には衝撃が走りましたが、かといって日本には影響を及ぼすこともなく、むしろ韓国側がデメリットだらけとも言えます。

今後、韓国の情勢はどうなっていくのか、そしてアメリカと韓国の関係はどうなるのかなど、気になる点は満載ですが、これからの文大統領の動向にも注目していきましょう。

 

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